現在のIT業界

IT業界を離れて既に1年以上たちますが、業界の知人とはいまだに交流があります。最近では見込みの案件(今度こういうのを作りたいみたいな立ち話レベルの話)でも、事前面談が行われるそうです。当然ですが発注されるわけもなく、無駄な面談が上流から下流に繰り返されていくわけです。知人の話では、発注されないのがわかっていても、仕事をしている振りをしたいがために無駄な面談を行っているのではないかと言っていました。面談される側の技術者はたまったものではありません。

東日本大震災の影響で案件の中止、延期、規模縮小が相次いでいるようで、今年後半はさらに悪化しそうな様子です。景気が悪くなると真っ先に行われなくなるのがIT投資のため、中小のソフトハウスは年度末まで持たないところも出てくるかもしれません。私は既にIT業界を脱出済み(脱落済み!ですね)で影響はないのですが、知り合いが辛い目にあうのは見たくありません。

被災地の復旧とともにIT業界にも明るい兆しが見えてくるように望みたいものです。