エルピーダメモリ

2012年02月27日の大引け後に会社更生法を申請したエルピーダメモリですが、値幅制限を外され本日6円で寄り付きました。2月27日の終値が334円、翌2月28日がストップ安張り付きで254円約11万株の比例配分でしたので、本日の寄り付き6円は2月27日から比べると-328円になります。仮に2月27日に1万株買っていたら、わずか2日で-328万円の損失を受けたことになります。今日から上場廃止日までは目先のわずかな値上がりを見込んだマネーゲームのおもちゃとなります。

エルピーダメモリは国策企業と思われていたので会社更生法を申請したのは意外でした。結構やられた人が多かったのではないでしょうか。DDRメモリは物凄く安くなっているので利益が出ませんし、競合の韓国勢は国から全面的な支援を受けています。さらに日銀&民主党コンボによる円高により止めをさされたようです。私個人としては国の支援で存続させたほうが良かったと思っています。韓国勢だけになるとメモリ価格を高止まりにコントロールされていまいます。

私は現在優待銘柄を数種類保持しているだけで、株取引からは足を洗っていますが、2005年頃に1年くらい株専業として生活していました。病気&手術により働けなくなったため生活費を株取引で稼いでいました。2005年は株は右肩上がりの上昇を続けていたため買って持っていればすぐ利益が出るというボーナス相場でした。もし現在の相場で株専業をやれといわれたら利益を稼ぎ出す自信はありません。もし株取引を再開するとすれば、個別株ではなく日経平均TOPIXETF取引をやると思います。個別株はいきなりの増資などリスクが大きすぎます。FXと違ってSTOPに張り付くと逃げることも出来ません。怖すぎです.....

2月のFX収益は約130万円でした。2月上旬の76円台前半から下旬の81円台後半まで、6円近い上昇があったのですが、前半はショート目線でいたため後半のわずかな部分だけしか取れませんでした。「頭と尻尾はくれてやれ」という格言がありますが、目玉くらいしか取れていません。どうも長らく続いたドル円円高トレンドを終わりをつげ、長期の円安トレンドに入ったもようです。これからはロング目線でいきたいと思います。ただし3月は季節要因で急速に円高に触れることもありそうですので注意したいと思います。