2月のFX収益

2月のFXの収益は +210万円でした。
2月は円安一方向の相場ではなく、上がったり下がったりのFXらしい相場でしかもボラ(値動き)が大きかったので非常にやりやすかったです。

さらに2/22(金)〜2/26(火)の大荒れ相場をほとんどノーダメージで乗り切れたの良かったです。
もちろん旨くやっていれば大きな利益を上げれたのでしょうが、大損失を喰らうよりはるかにましです。

FXの損失で回避が難しくダメージが最も大きいのが週を跨いでポジションを持ち越した場合の窓開けです。
通常FXでは証拠金が一定の割合で毀損すると強制ロスカットが働いてポジションは全て決済されます。
これにより証拠金以上の損失が出ることはないのですが、窓開けの場合は強制ロスカットが働きません。
たとえば2/22(金)の終値から2/25(月)の初値の差は1円15銭でした。
もし1000万円の証拠金で250万ドル分のドル円のポジション建てていたとき以下のようになります。

・1円15銭の上窓 Longの場合287万円の利益、Shortの場合287万円の損失

この窓が大きければ大きいほど利益/損失は大きくなります
・3円00銭の上窓 Longの場合750万円の利益、Shortの場合750万円の損失
・5円00銭の上窓 Longの場合1250万円の利益、Shortの場合1250万円の損失

5円の窓が開くとShortしていた場合は証拠金1000万円は消えて口座は-250万円になり、FX業者から250万円の入金を行うように請求されます。

現在はレバレッジ25倍ですからこの程度ですみますが、リーマンショックのころはレバレッジ100倍以上が普通でした。
1000万円の証拠金で1000万ドルのドル円ポジションを建てていた場合は以下のようになります。

・3円00銭の上窓 Longの場合3000万円の利益、Shortの場合3000万円の損失
・5円00銭の上窓 Longの場合5000万円の利益、Shortの場合5000万円の損失

Longしていたら笑いが止まらない状態でしょうが、Shortしていた場合はおそらく破滅でしょう。

現在でも法人格で口座開設を行うとレバレッジ200倍で取引が行えます。
1000万円の証拠金で2000万ドル以上のドル円ポジションを建てられるので、損失/利益ともに上記の2倍になります。

週末を不安なく過ごしたいのなら、金曜日のクローズまでにポジションを閉じるか、両建てをして利益を固定しておくべきです。
窓開けでの利益を狙うならポジションを小さくして、最悪の事態を避けるようにすべきでしょう。