ホンダアクティ軽トラックのエアコンガスチャージ(R12)

我が家の軽トラックHONDAアクティのエアコンが効かなくなりました。
前からあまり冷えなかったのですが、今年はまったく冷えません。
どうもエアコンガスが無くなってしまったようです。

平成3年式の23年前の車体なので、はるか昔に製造中止になったR12フロンガスを使用しています。
エアコンガスチャージをしようと修理工場や電装屋に電話をしまくったのですが、どこも在庫を持っていません。

無いものはしょうがないのでヤフオクでR12フロンガスとガスチャージ機器を購入しました。
20年以上前に作られたR12フロンガスの缶はサビが出ています。
購入したガスチャージ機器はガス缶の缶切りなども付いており、これだけで点検も補充もできます。
R134aフロンガスにも対応しているし、家庭用のエアコンに補充することもできます。
ただ残念なことに取り扱い説明書がありません。正確には取り扱い説明書は付いていますが中国語で書いてあるので読めません。
しかたがないので他のガスチャージ機器の説明書で代用します。基本構造は同じなので十分に使えます。

<R12フロンガス


<ガスチャージ機器>


<セット>


とりあえずガスが入っているか確認してみました。
ホンダアクティのエアコン点検窓は運転席下にあります。

見てみましたが点検窓ではよくわからないのでガスチャージ機器の点検機能を使用します。
ホンダアクティのエアコンのバルブは荷台中央部の四角いパネルを外すと出てきます。
ここにエンジンがあるので軽トラックはミッドシップということになります。

<エアコンのバルブ>


バルブは簡単に見つかったのですが、黒いバルブと茶色いバルブには何も書いてありません。
エンジンを掛けてエアコンをオンにすると低圧バルブは冷たく、高圧バルブは熱くなるのですぐわかります。

エンジンを切ってガスチャージ機器の低圧/高圧バルブを車体側の低圧/高圧バルブに接続します。
低圧/高圧のいずれのメーターも動くので完全にガスが抜けているわけではなさそうです。

エンジンを掛けてエアコンを最大にして低圧メーターを見るとほとんど0に近い位置を指しているので規定値まで補充する必要があります。
R12ボンベに缶切りバルブで穴を開けてガスを出し低圧バルブ側から補充します。
低圧メーターを見ながらバルブを開け閉めして補充していくのですが、途中でR12ボンベの表面に霜が付きガスが出てこなくなります。
そんなときはぬるま湯につけてやるとガスが出ます。
補充を続けていたのですが、規定値の半分くらいまで来たところでガスが無くなってしまいました。
400gあれば十分だと思っていたのですが足りなかったようです。
最初は250gの缶を3缶買うつもりだったのですがケチって失敗しました。

現状でもエアコンを少し効くようになりましたが、早急に追加でR12フロンガスを購入して再度補充することにします。

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