「野天湯へGo!」と「全国秘境駅ファイル」

最近お気に入りの番組があります。
スカパーの旅チャンネルで放送している「野天湯へGo!」と「全国秘境駅ファイル」です。

まず「野天湯へGo!」は温泉愛好家の山田べにこさんが全国にある野趣あふれる野天湯に入りにいくというものです。
普段はOLとして働いている べにこさんですが、温泉に入る執念はすさまじいものがあります。

野天湯は観光地化された露天風呂と違いほとんどが人里から離れた山奥にあります。
足を滑らせたら命がない崖の中腹の細道や、いつ熊が出てきてもおかしくない笹やヤブに覆われた道を切り開いて進んでいきます。
熊対策として鈴と熊撃退スプレーを腰にかけていつでも使えるようにしています。

番組のほとんどの時間が野天湯に行く行程でついやされ温泉に入るシーンは少しだけです。
実際に数時間かけて野天湯に行き温泉に入り数時間かけて戻ってきているようです。

当然ですが山奥の野天湯に脱衣所など無いため、首から下をスッポリ覆う大きな円筒形の布の中で器用に服を脱いでバスタオルを巻いて出てきます。
入れるような湯船が作ってある野天湯はいいのですが、湯船などないような野天湯もあります。
いままででいちばん酷かったのは、お湯の深さが5センチぐらいで下に堆積したドロが50センチ以上というドロ沼のような温泉がありました。
そんな温泉とはとても言えないようなドロ沼にも べにこさんはためらいなく入っていきます。
ヒザまでドロに沈みドロの上に座って上澄みのお湯をすくって体に掛けます。
さすがにこのときは撮影スタップも「えーここに入る気なの!」という雰囲気でした。


「全国秘境駅ファイル」は全国にある寂れて忘れられたような駅を尋ねる番組です。
紹介されるほとんどの駅が一日の乗降客が数人〜0人ぐらいで、停車数も昇り降り合わせて数本が止まるだけです。
すごい駅だと年に数人しか利用しない駅もあります。

当然ですが採算の取れない駅や路線は廃止されてしまします。
紹介される秘境駅もいつ廃止されてもおかしくありません。

番組の内容は駅舎や待合室、駅のホームや周辺の風景が紹介されますが、たいてい駅の周囲は人家がほとんどありません。
駅の歴史や昔は栄えていたエピソードなどが紹介され、最後に秘境駅訪問家の牛山さんが秘境駅度に応じて順位を付けておわります。
「秘境度」「雰囲気」「列車到着難易度」「車到達難易度」の4つを1〜5ポイントで評価して総合得点で順位を決めています。
なんというか淡々とした番組なのでですが味があって好きです。


スカパーは番組数が多くとても全ては見ることができません。
旅チャンネル」というチャンネルが存在することも知らなかったのですが、暇なときチヤンネルを順送りで見ていたら「野天湯へGo!」が放送していて引き込まれました。
スカパーにはまだ気付いていない面白い番組があるはずです。
FX専業は暇な時間だけはたくさんあるので満足できる面白い番組を見つけていきたいです。


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