CTコロノグラフィー検査

時間に余裕が出来たので人間ドックを受診してきました。
数日後結果が届いたので見てみると胃腸が要検査で病院で診察を受けるように指示がありました。

病院に行ってみると胃カメラ大腸内視鏡検査を受けるよう進められました。
胃カメラは問題ないので了承しましたが、大腸内視鏡検査は以前のトラウマがあり受けたくありませんでした。
そこで大腸内視鏡検査以外の検査はないか聞いてみました。
すると通常のCTよりも詳細に大腸内部がわかる検査があるということでCTコロノグラフィー検査を進められました。

この検査は下剤を飲んで大腸の中を空にし、肛門からパイプを挿入して謎の気体を注入し大腸を膨らましてCT撮影を行うというものです。
結果が出るのは検査数日後ですが大腸内部が3DCGで立体的に表示されます。

この検査の利点は以下のとおりです。
大腸内視鏡検査よりも時間が短く(15分くらい)体への負担も少ない。
・臨床的に問題となる5mm以上のポリープが発見できる。

欠点は以下のとおりです。
・CT撮影による被爆がある。
・もしポリープが見つかった場合は大腸内視鏡検査を行い細胞の採取が必要なので二度手間になる。

撮影前日は朝食・昼食・夕食とも病院から渡されたレトルト食品を食べます。
まずくはないがお金を出して買うかといわれたら買わないぐらいの味です。
もちろん毎食時に下剤を飲み、仕上げに就寝前にさらに下剤を飲みます。
結果夕食後から早朝にかけて7〜8回トイレに行くことになり寝不足で検査を受けることになります。

検査室に入ると下半身裸になり肛門部に穴の開いた紙スボンに履き替えてCT台に横たわります。
そのあと若い女性(レントゲン技師?看護師?)に肛門にパイプを挿入されました。
苦痛はありませんがそこはかとなく屈辱感があります。
パイプから気体が注入され腹が張ってきます。
腸内の圧力が規定値に達したらCT撮影が行います。撮影自体は2〜3分で終了します。

検査結果ですがCTコロノグラフィー検査は異常なし。
胃カメラはいくつかポリープが見つかり細胞を採って検査しましたが、悪性ではありませんでした。

CTコロノグラフィー検査は健康保険3割負担で1万円ぐらいの検査料が必要です。
通常のCTの2倍ぐらいと割高ですが大腸内視鏡検査よりは楽だったので良かったです。

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