米国発の暴落の日

本日は暴落の日となりました。

前日の米国市場でダウが-1175、ナスダックが-273.4と大幅下落したのを受けて日経平均も寄り付きから下落しました。
日中は14時前に-1600円超下落を付け、その後少し戻しましたが終値は1071円安の2万21610円で終了しました。

また仮想通貨も年初から下落傾向ですがここ数日下落幅が大きく、代表的なビットコインは今年高値17000ドル超えから本日は6000ドルを割り込みそうな勢いです。
TVコマーシャルで仮想通貨市場に参入した人は大きな損失を被っているかもしれません。

しかし仮想通貨の値動きは無茶苦茶です。
経済ニュースをチェックしているのでビットコインが世に出てきたときから知っていましたが、まさか200万円を超えるとは思っていませんでした。
ニュースで「1000円を超えた」「5000円を超えた」「1万円を超えた」「5万円を超えた」「10万円を超えた」「Mt.Goxで90%下落した」「50万円を超えた」「100万円を超えた」というニュースを見るたび、いつも疑問でした。
株や為替には価値の裏付けというものがあります。企業価値であったり国家の経済力・軍事力などです。
でも仮想通貨にはそれがありません。
なんで大切なお金と引き換えようと思うのでしょう。

ただ需給(買いたい人がいるから上がる)のみで価格が上下します。
しかも開発者周辺の人々が過半数を握っているというイビツな市場です。
現在のように売りたい人しかいないと下落に歯止めが効きません。

株のように値幅制限があるわけでもなく、為替のように中央銀行による介入もありません。大口の買い支えが全てです。
その大口はタダのような価格で手に入れているため現在の価格で売っても大儲けです。
たぶんある程度まで下がったら買い支えて、反発させ小口が乗っかってきたら落とすを繰り返すのでしょう。


ちなみに私はFXしか取引していないので、本日の暴落をぬるーく眺めています。

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