大豆の選別

温室内で乾燥させていた大豆の実の取り出しを行いました。

乾燥させた大豆の枝をいくつか積み上げて、上から木槌でひたすら叩きます。
全ての枝を叩き終わったら、下に落ちずにしぶとく枝に付いている大豆を外していきます。
大豆の実が落ちた後の枝はゴミとして畑に埋めます。

<大豆の枝と殻>




今年は日当たりが良く、土が痩せている場所に大豆を苗植えしました。
今年の収穫量は10kgでした。

以下はここ3年の結果です。

<2020年>
苗120本
一日中日当たりが良く、土が肥えている場所に植える
収穫量:10kg

<2021年>
苗360本
日当たりが悪く、土が肥えている場所に植える
収穫量:8kg

<2022年>
苗360本
日当たりが良く、土が痩せている場所に植える
収穫量:10kg

あたりまえですが、以下のような結果になります。
上から収穫量の多い順。

1.日当たりが良く、土が肥えている場所

2.日当たりが良く、土が痩せている場所

3.日当たりが悪く、土が肥えている場所

一番大事なのが日当たり、二番目が土が肥えていることになります。
収穫量だけ考えるなら、日当たりが良く土が肥えている場所で大豆を育てればよいです。

ただし大豆は初夏から冬までと生育期間が長く、夏野菜(きゅうり、ピーマン、ナスビ)や冬野菜(白菜、ダイコン、ブロッコリー)の生育時期と重なります。
日当たりが良く土の肥えている条件のよい場所は、大豆ではなく夏野菜や冬野菜を育てたいです。

大豆は自家製味噌のために育てています。
大豆の麹付けの最小単位は13kgなので、今年は3kg分の大豆を購入して麹付けを依頼します。

来年は今年と同じ、日当たりが良く土が痩せている場所で大豆を育てます。
苗を今年の1.5倍にすれば15kg収穫できるはずです。

来年こそは自家製大豆だけで麹付けを依頼できるようにしたいです。