熱中症対策

先週草刈り中に軽い立ち眩みが起きました。

この先もっと暑くなって危険なので熱中症対策を行います。

世間で一番利用されているのが空調ウェアです。
リチウムイオンバッテリーで服に付いたファンを回して外気を服の中吹き込みます。

実は空調ウェアが出始めの頃に購入しました。
その頃はリチウムイオンバッテリーでなく電池式でした。
単3乾電池4本でファンを稼働していました。

ウェアの中に風が吹き込むのでそこそこ気持ちがいいのですが、ファンの騒音とウェアの膨らみが気になります。
使用後に毎回洗濯をするのですが電源部&ファン部を取り外す必要があります。
かなり面倒です。

匂いを無視するなら洗濯せずに乾燥だけさせるという手段もあります。
まあ何人かで作業する場合に他の人に近づけませんが・・・
ちなみに乾燥もサボるとカビが生えてきます。

最近流行ってきたのが水冷服です。
リチウムイオンバッテリーでポンプを稼働させ氷で冷やした水をパイプで循環させるものです。
こちらも洗濯するとき電源部&ポンプ部を取り外す必要があります。
面倒です。

手入れが簡単なものを探して、ベストに保冷剤を入れて体を冷やすという製品を購入しました。
150グラムの保冷剤4個で「両ワキの下」と「背中2個所」を冷やします。

この製品の良いところは洗濯が簡単なことです。
マジックテープを外して保冷剤を出せば簡単に手洗いできます。

<保冷剤ベスト>




<保冷剤>




実際に使用してみました。
朝8時30分から11時30分まで草刈りで約3時間使用しました。
気温は30℃から35℃くらいまで上昇しました。

最初保冷剤は完全に凍っていますが2時間くらいで溶けて柔らかくなってきます。
ただしまだ冷たいし、両脇の下に保冷剤があるので腕を下ろすたびに保冷剤が体に押し付けられ冷たさを感じます。
作業が終わってから洗濯するために保冷剤を取り出しましたがまだ冷たかったです。
4時間くらいは持ちそうです。

この製品のキモは脇の下に保冷剤を配置したことです。
草刈りなどの腕を下ろして行う作業にはピッタリの製品です。


あと去年から使用しているのが凍らせて使用するネッククーラーです。
こちらは30分くらいで首にあたっている側の冷媒が溶けて冷えなくなるのでひっくり返して付けなおします。
これで溶けていない側が首にあたり冷たく感じます。
一時間くらいで完全に溶けてしまいますが、複数本用意すると長時間の作業に耐えられます。

<ネッククーラー>




このまま毎年暑くなり続けたら、数10年後には背負い式のスポットエアコンが開発されそうです。