壁の補強を行います。
最初は壁に構造用合板(厚さ24mm)を貼り付けて耐力壁にしようと考えていました。
<壁に構造用合板を貼り付けたイメージ>

筋交いが柱よりも10mm出っ張っているため、構造用合板を貼り付けるには筋交いを10mm削る必要があります。
筋交いは厚さ30mmなので現状でも薄すぎ、10mm削ったら厚さ20mmになって筋交いの役目を果たせません。
筋交いはそのままに柱に10mmのパッキンを貼り付けて構造用合板を貼り付けるのも考えました。
この場合は柱と構造用合板が直接固定されていないため強度的に不安が残ります。
そこで構造用合板で強度を出すのを諦め、筋交いを水平方向に4本固定することにしました。
柱と水平方向の筋交い材で格子形状を作り強度を出します。
この方法なら元の筋交いも水平に固定する筋交いの幅だけ10mm削れば大丈夫です。
予算面でも厚さ24mmの構造用合板は高いので少し安く仕上げられます。
壁に鉄のプレートを固定し、土台が磁石のレーザー水準器を上下に動かし水平をとります。
<レーザー水準器>

<水平を出す>

水平線に従い元の筋交いを10mm削り、筋交い材を水平に4本固定していきます。
4本の筋交い材が等間隔でないのは、後で貼る合板を無駄なく使うためと窓等の障害物を避けるためです。
<水平に4本配置した筋交い材>

<水平の筋交い材で補強された部屋>

筋交い材は幅90mm厚さ45mmのヒノキ材を使っています。
近くのホームセンターには杉とホワイトウッドの筋交い材しかなかったので遠くのホームセンターまで遠征しました。
筋交い材を止めるコーススレッドはシステムバスを置く部屋とシステムキッチンを置く部屋はステンレス製を使用します。
ステンレス製コーススレッドを使うのは湿気によるサビを防ぐためです。
ステンレス製コーススレッドは鉄製よりも強度が低いため通常よりも太いコーススレッドを使用します。
<ステンレス製コーススレッド 1箱200本x2箱>

水まわり以外の部屋に使用する鉄製コーススレッドも通常よりも丈夫なものを使用します。
<鉄製コーススレッド 1箱240本x2箱>

丈夫なコーススレッドを選んだおかげか、かなり長いコーススレッドですが、締め込み時にねじ切れたのは1本だけでした。
通常のコーススレッドは結構ねじ切れるのがあるので強度は高いようです。
壁を筋交い材で補強して気付いたのですが、部屋がかなり狭くなります。
筋交い材厚さ45mm+構造用合板厚さ12mmで壁1面あたり57mm狭くなります、
壁両側だと114mm、壁4面だと228mmです。23cm部屋が狭くなると結構でかいです。
最初に考えていた設備をいくつか縮小または削除します。
・トイレを大きくできないので小便器は無しで大便器のみにする
・洗面台は以前のものが大きすぎるので小さいものを購入する
これだけ狭くなるのが、壁補強を行う全ての部屋で起こります。
この方法が一般的に行われないのがよくわかります。