円買いの為替介入?(為替介入ではありませんでした)

昨夜(10月3日)の夜23時過ぎに円の急騰がありました。

23時に発表された米国の8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を上回ったのを好感して、ドル高が進みドル円は150.16を付けました。

この直後に一気に147.284まで円が買われました。
値幅は2円80銭でした。

本邦当局による為替介入だったのでしょうか?
今回は為替介入の前にたいてい行われるレートチェツクがありませんでした。

また最初に一気に下げた後はそれ以降は大きく円買いを行いませんでした。

昨年の為替介入では4円~5円ほどの値動きがありました。
今回は3円にも届いていません。

為替介入以外では誤発注や大口の利益確定なども考えられます。
当局による為替介入実績が出るまで真実はわかりません。

私は23時の指標を見て寝ようとしていたときに今回の急騰がおこりました。
今回は初動で一気に動いたため最初の下落では22pipsだけ取れました。
その後の反発と激しい上下動で少しずつ取ったり取られたりしながら合計で36pipsの収益でした。

介入かどうかわからないまま1時くらいまで取引を行って寝ました。

現在(10月4日8時)のドル円は149.10前後です。

<USD/JPY 5分足>

 

2023年10月31日追記

財務省は10月31日19:00発表の外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)で9月28日-10月27日に外国為替市場で為替介入を実施しなかったことを明らかにしました。介入額はゼロでした。