我が家には10年以上使用している草刈り機 丸山製作所のBIGM BC23MAがあります。
春から秋にかけての雑草が生い茂る季節には大活躍してくれます。
最近この草刈り機の調子がよくありません。
エンジンが始動しにくく、10回以上りスターターを引いてやっと始動するぐらいです。
始動しても高回転まで上げるとエンジンが止まりそうになり、回転を落とすと安定します。
たぶん吸気系か燃料供給の問題だろうと思い可能性の高い順に清掃または交換を行います。
1.エアクリーナーを新品に交換
→ 変化なしでした
2.キャブレターの分解清掃&ダイヤフラムの交換
→ エンジンは始動しやすくなりましたが高回転には上がりません
これまでにも5〜6回調子が悪くなったことがあったのですが、1と2で全て解決していました。
しかたないので原因になりそうなところを潰していきます。
3.スパークプラグを新品に交換
→ 変化なしでした
4.マフラーの詰まり&エンジン排気口のカーボンを確認しましたが、詰まりもなく薄くカーボンが付着しているだけでした。 気休めにカーボンをこすり落としました。
→ 当然ですが変化なし
5.燃料フィルター&燃料パイプを新品に交換
→ 変化なしでした
困りました、もう思い当たるところがありません。
同じような症状がないかネットを検索してみると、整備をやりつくしたが原因不明でキャブレターを交換してみたらアッサリ直ったというのがありました。
キャブは高価なのであまり気が進みません。
使用されているキャブレターはワルボロWYLタイプです。草刈り機のキャブとしては標準的なものです。
純正品の価格は安い店で8800円でした。
探していくうちにワルボロWYLの互換品を見つけました。Amazonで1780円だったので購入しました。
届いた互換品は価格の割によくできていました。
早速交換してみるとアッサリ直りました。
エンジンは1発で始動し、高回転もストレスなく回ります。
原因はキャブレターだったようです。
キャブクリーナーで穴という穴を徹底的に掃除したつもりだったですが、どこかが詰まっていたのでしょうか?
メインジェット以外は目視による詰まりの確認を行えないので漏れがあったのかもしれません。
しかし互換キャブの価格は魅力です。新品のプライマリーポンプまで付属しています。
ダイヤフラムの価格とキャブ分解&清掃の手間を考えると、いっそ新品の互換キャブに交換したほうが良いかもしれません。
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