7月頃から天井板の異変に気づいていました。
一部が微妙に下にたわんで板のスキマから木クズが垂れ下がっています。
<天井>
以前から天井裏をなにかが走り回っていることがあったので、なにか小動物が巣を作っているのでしょう。
巣を撤去する必要がありますが、猛暑の中で屋根裏に潜り込むのは嫌でした。
ここのところ涼しくなってきたので屋根裏に入って巣を撤去します。
ホコリ避けと糞の匂い防止のためN95規格の防塵マスクを付けて作業を行います。
我が家は押入れの天板を外すと屋根裏に登れるようになっています。
屋根裏に入ると数十年分のホコリが積もっています。
天井裏にアクセスするには屋根裏の床板を剥がす必要があります。
だいたいの場所を検討つけて床板を剥がします。
屋根裏の床板から50cmくらい下に天井裏が見えます。
ライトで照らして見回してみてもそれらしい巣はありません。
よく探すと木材が入り組んでいる狭い場所に巣らしきものがあります。
手を入れるスキマが5cmくらいしかありません。
ホコリだらけの床板に腹這いになり、天井裏に頭を近づけ、幅5cmのスキマから覗き込んで、手で巣を掻き出します。
大きめの掴める巣の材料を取り出したあとは、掃除機で残りを吸い出します。
巣に糞がほとんど無かったのが幸いでした。
溜め糞をする種類の動物ではなかったようです。
<撤去した巣>
巣を撤去しても再度作られたら意味がありません。
そこで巣のあった場所の近くにパトライトを取り付けます。
回転する光と大音量で動物を威嚇します。
<パトライト>
パトライトを天井裏に取り付け配線を固定し、床板を元通りに取り付けます。
屋根裏に配線を行い、押入れまで配線を伸ばします。
配線の終端に差し込みプラグを付けたら終了です。
これでプラグをコンセントに挿せばパトライトが稼働します。
パトライトを夜間に稼働させて屋外側から見ると、天井裏に繋がるスキマから光が漏れています。
このスキマを全て金網などで塞げば小動物の侵入を阻止できます。
天井裏から屋外につながっているスキマ幅から考えると、ネズミかイタチぐらいの大きさの動物しか入れそうにありません。
巣の主はわかりませんでしたが、今後は天井裏に巣を作られることは無いでしょう。