狩猟免許の取得

狩猟免許を取得しました。「わな猟」と「第一種銃猟(散弾銃・空気銃)」の2種類です。
事前に猟友会主催の講習会を受けていたのでなんとか合格できました。
狩猟免許の試験は終日かけて行われ、午前は筆記と適正試験が行われます。

筆記試験の難易度は普通運転免許よりも簡単で「狩猟免許試験例題集※」をさらっとやっておけば簡単に受かります。
ちなみに私は「わな猟」と「第一種銃猟」の2種類の筆記試験を受けましたが、試験時間90分のうち最初の15分で全て終了しました。
自己採点はどちらも満点でした。ちなみに点数は教えてくれません。

筆記試験の後は適正試験で視力検査・聴力検査・運動検査で聴力は名前を呼ばれて返事をすればOKです。
運動検査は屈伸運動と腕の運動のみでした。

昼に筆記試験と適正試験の合格発表が行われましたが落ちた人はいなかったようです。

午後からの技能試験は受ける種類によって試験が分かれます。

「第一種銃猟」と「第二種銃猟(空気銃)」は距離の目測を行います。
近くにたっている4本の旗と、かすんで見えるほど遠方に3本たっている旗から、10m・30m・50m・300mの距離のものを選びます。
これは講習会でコツを教えてもらっていないとまずわかりません。
10m・30m・50mはカンでなんとかなりますが、300mの選択はほぼ不可能です。
炎天下の気温38℃のなかで行われたので遠方の旗はゆらいでみえ距離はまったくわかりません。

次が狩猟鳥獣の判定でパネルの鳥獣が「狩猟鳥獣」「非狩猟鳥獣」か判別します。
狩猟鳥獣の場合は「獲れます 鳥獣名」、非狩猟鳥獣の場合は「獲れません」と答えます。
「あみ猟」「わな猟」「第一種銃猟」「第二種銃猟」で出題される鳥獣が異なり、各16問づつ出題されます。
「わな猟」「第一種銃猟」を受けましたが自己採点は満点でした。
これは「狩猟読本※」に試験に出るのと同じ鳥獣の絵が載っているので丸暗記するしかありません。

次が銃の取り扱いの試験になります。
これについては講習会を受けていないとたぶん受かりません。
私も講習会のあと自宅でショットガンのモデルガン(なぜか持ってる)を使ってさんざん練習しましたが、それでも試験ではミスをしました。
自己採点は小ミス2つで10点減点でした。これは試験終了後に採点結果を教えてくれました。

最後がわなの取り扱いの試験になります。
これも最低一度はわなの架設をやっていないと出来ないと思います。
私はわなの架設が終了したあと少しゆらせてしまい作動させてしまったので再度架設をやりなおしました。
自己採点は架設をやりなおしたので中ミス1つで10点減点です。

減点が累積で30点になると不合格になります。大ミスは1つやると減点30なので一発で不合格です。

合格の点数は教えてもらえませんが、
「わな猟」は鳥獣判定がミスなし、わなの架設が中ミス1つで減点10で合格。
「第一種銃猟」は距離判定がミスなし、鳥獣判定がミスなし、銃の取り扱いが小ミス2つで減点10で合格。
で間違いない思います。

ちなみに現在は「散弾銃」の所持許可の認可率は20%を切っているそうで、私もいまのところ銃の所持許可を申請するつもりはありません。

後は「わな猟」の狩猟許可登録を行えば今年の冬は「わな」による狩猟が行えるようになります。
実際やるかどうかわかりませんが......


※「狩猟読本」「狩猟免許試験例題集」は講習会に参加すると貰えます。
 講習会に参加しない場合は大日本猟友会のHPで購入することができます。
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