ケッテンクラート(Kettenkrad)

10月に入り2017年の秋アニメが始まりましたが、注目しているのが少女終末旅行です。
主なあらすじは人類がほとんど滅亡した世界で主人公のチトとユーリが食べ物を求めて旅をするというものです。
作品中で主人公たちの愛車となるのがケッテンクラートです。

ケッテンクラート第二次世界大戦時にドイツで開発された車両です。
オートバイと戦車の下半分をくっつけたような形をしています。
キャタピラの付いた車体の前にオートバイの前輪が付いており、前輪で方向を制御しキャタピラで推進力を得ています。
車体サイズは幅1メートル×長さ3メートル×高さ1.2メートルで36馬力のガソリンエンジンでキャタピラを駆動します。
操舵士1名と乗員2名の3人のりで荷物運搬用として開発されました。

映画プライベートライアンにも登場したので変な乗り物として覚えている人もいると思います。
キャタピラのおかげで悪路走破性は非常に高く作中でも階段を難なく登ります。

現存車両は非常に少なくほとんどがコレクターの手元にあります。
日本にも所有者がいるようです。
2017年3月にイギリスで開かれたオークションに出品されたケッテンクラートは5.175万ポンド(約767万円)で落札されました。
正直高いのかお買い得なのかわかりませんが、広い土地を所有していて乗り回せたら楽しそうです。

ケッテンクラート ※オークション出品画像より>

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