クボタトラクターB52を購入しました

最近トラクターを購入しました。

約400坪の畑を三菱の耕運機MMR60で耕していたのですが、全部耕すのに丸1日かかっていました。
雑草が生えているので1回ではキレイに耕せず往復する必要があります。
春~秋の間は雑草の勢いがスゴイので1ヶ月に1回は耕やしています。
夏場は酷暑の昼間の作業を避けて早朝か夕方の日暮れ前に毎日少しずつ1週間くらいかけて耕していました。

さすがに疲れてきたので楽をするためにトラクターの導入を決めました。
購入したのはクボタトラクターB52です。1996年製造の23年前の機械です。

<クボタトラクターB52>

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この機種を選んだのはトラクターの中では小型で、荷台のアオリを開けたままにすればダットサントラックに積むことができます。
重量もトラクター本体が530kgでロータリー部が129kgの合計659kgです。
ダットサントラックの積載量は1000kgなので問題ありません。
積載するためのアルミブリッジも800kg対応のものを持っています。
故障したときに農機具修理店まで自力で運べるのが魅力でした。

またトラクターは一般的に大型の機種のほうが人気が高く、小型の機種はあまり人気が無いため割安価格で買えます。
さらに春~秋の農繁期よりも冬季のほうが多少価格が安くなります。

この機種はかなり古いですが各種フィルターやベルト・オイルシール類など定期交換が必要な消耗品や劣化して交換が必要になりそうな純正部品が供給されていました。
決めてはクボタのホームページで取扱説明書がダウンロードできたことでした。
取扱説明書があればメンテナンス方法がわかります。

購入した店は離農した農家から農機具を買い取って整備を行わずそのまま販売する店でした。
こういった店は販売価格は安いのですが整備を行っていないため機械の状態は前オーナー次第です。
私は稼働時間が少なめで屋内保管されていそうな機械を選んで購入しました。
屋外で保管されているとサビやプラスチック部品の劣化が進んでいるのであまりよくありません。
実は以前見たときよりも6万円も値下げされて投げ売り状態だったので格安で購入できました。

納車されてからリチウムイオングリスを各可動箇所に塗りつけて軽油を入れ、試験運転がてら畑を耕してみました。
やっぱりトラクターは楽です。
2時間かからずに400坪を耕せます。

これから以下の整備を自力で行っていきます。
・耕うん爪の交換(我慢すればまだ使えるが交換時期を来ている)
・エンジンオイル、ミッションオイル、油圧オイルの交換
・エンジンオイルエレメント、油圧オイルエレメント、フュエルエレメント、エアエレメントの交換
・各種パイプ類の状態とパイプ締め付けの確認
・指定注油箇所への注油
・指定グリスアップ箇所へのグリスアップ

実際は稼働時間が交換時期に達していないものもありますが、前オーナーの手入れがどういう状態かわからないので定期交換が必要なものは全て交換します。
とりあえずは弱っていたバッテリーを新品に交換しました。
各種交換で部品代が5万円以上かかりますが、農機具は大事に使えば30~40年は使えます。
長く使うためにケチらないほうが後々のためによいです。