愛用しているウォーターベッドに穴が開き、結構な量の水が漏れ出しました。水漏れ防止のライナーがありベッド外には出ていないので被害はありませんが、穴を塞ぐ修理が必要です。
これまでに何度か穴の修理を行ってきましたが、かれこれ15年間使用していますので、マットレスバッグの耐用年数12年を既に超えています。
この際思い切ってマットレスバッグを交換することにしました。
最初国内の業者を探したのですが、のきなみ10万円以上で高すぎます。現在使っているウォーターベッドは15万円で購入したので、マットレスバッグだけで10万円以上も出せません。
そこで米国から個人輸入することにしました。まず米国Amazonを探したのですが、希望のマットレスがありませんでした。
結局ウォーターベッドの専門店(http://www.waterbeds.com/)で購入することにしました。この店はマットレスバッグのビニールの厚さが選べます(ビニールが厚いほうが丈夫で穴が開きにくい)。購入したのは以下のものです。
・マットレスバッグ クィーンサイズ
・水漏れ防止ライナー
・ヒーター
・防腐剤
・手動ポンプ(これはいらなかった)
合計:285ドル(22,916円)
本当はマットレスバッグのみ購入するつもりでしたが、あまりの安さにライナー、ヒーター、防腐剤、手動ポンプなども購入してしまいました。
購入した店は国外発送を行っていないため、ヤマト運輸USの「クロネコヤマトの国際宅急便 お使い転送サービス」を利用しました。
注文の際にヤマト運輸USの住所を指定して、ヤマト運輸US宛てに発送してもらい、ヤマト運輸USの輸送網を使い日本の我が家まで配送という形になります。
ヤマト運輸USの送料&燃料費は以下のとおりでした。
「縦+横+高さの3辺合計が120cm以内で15kgまで」の料金が118.50ドル。
成田での輸入税(関税+消費税+地方消費税)900円と合わせて、10,252円です。
総合計は商品代金(22,916円)+送料&燃料費&輸入税(10,252円)の33,168円でした。
国内で購入した場合に比べて、おそらく1/3か1/4の金額で購入できました。
実はヤマト運輸USの料金は「国際転送サービス」の中では割高なのですが、サービス内容&レスポンスの良さで選びました。ヤマト運輸USは国内の荷物追跡サービスのようなものが国際転送サービスでも使えます。
商品が届かないなど、何度もメールでの問い合わせをしたりするのは面倒なので、安さよりサービスの良さを優先しました。今回の利用でも不満はまったくありませんでした。
ちなみにどのくらいで届くかですが、アトランタ州のShop倉庫からワシントン州のヤマト運輸USまで7日、ヤマト運輸USから我が家まで航空便&クロネコヤマト便で8日の合計15日でした。
航空便は成田に着いてから2日ほど動きませんでした。税関を通るのに時間がかかるのでしょうか。
さすがに国内の通販のように翌日配達というわけにはいきません。
今回のような国外発送を行っていないShopから個人輸入をする場合に注意することがあります。
間違った商品が送られてきた場合に普通だと交換してもらうのですが、商品を返品するのに多額の送料が掛かるということです。
Shopのほうでは米国内の人に売ったつもりですので「正しい商品を送るから、間違った商品を送り返してくれ」と当然のように言ってくるわけですが、日本から送り返すのに商品価格以上の送料が掛かります。国際運賃など負担してくれるわけがありません。
この場合は勿体無いですが間違った商品は捨ててしまって、新たに購入しなおしたほうが安くつきます。
海外の通販は結構いいかげんで、商品の間違い、商品の入れ忘れ、数量の間違い等は日常茶飯事です。国内の通販に慣れていると余りのいいかげんさにビックリします。このあたりは日本のサービスがオーバークォリティなのかもしれません。
上記のような問題はありますが、内外価格差の大きい商品を購入する場合は個人輸入は多大なメリットがあります。
届いたマットレスバッグ(予想外にコンパクト)
古いマットレスバッグは既に水抜き&撤去を行っておきましたので、新しいマットレスバッグをセットするだけです。古いマットレスバッグは粗大ゴミに出します。
古いライナーは再利用して新しいライナーと2重にしました。
ヒーターは古いほうが問題なく動作していますので、新しく購入したほうは予備として保管しておきます。
水入れに時間がかかりましたが、なんとか寝れる状態になりました。これが冬なら水があったまるまで約1日かかるので翌日まで使用できません。
なんとか快適な睡眠が取れる環境が復活しました。
水入れ前のマットレスバッグ
水入れ後のマットレスバッグ(500〜600リットル)