AIJ投資顧問浅川社長

1000億円以上の企業年金を消失させたAIJ投資顧問の浅川社長が、本日(3/27)午前の衆院財務金融委員会参考人質疑に出席しました。この中で浅川社長は自身の年収が7000万円であることを明かしました。ふてぶてしくも顧客の金は消失させても自身の収入は一人前以上に取っていました。クズには恥とかそういう感情は無いようです。

米国で同じような事件を起こした(被害額は5〜6兆円といわれる)バーナード・ローレンス・マドフは150年の禁固刑を言い渡され現在服役中です。服役半年後にはマドフに投資し損失を受けた他の服役者から暴行を受け、鼻と肋骨を骨折しました。服役1年半後にはマドフの長男が自宅で首吊り自殺をしているのが発見されました。マドフの自宅(家財)・別荘・ボート・車・銀行口座・証券口座は当局により没収されています。

模造犯の発生を防ぐためにも浅川社長は厳罰(最低でも懲役刑)に処し、財産の没収を行うべきです。やったもん勝ちになるのは絶対に避けなければなりません。日本は経済犯(浅川社長は詐欺罪だと思うが)に対する刑罰が非常にあいまいです。同じ粉飾決算でもライブドアの堀江氏は懲役刑で現在服役中ですが、オリンパスの旧経営陣はライブドアよりはるかに巨額の粉飾決算を行ったにもかかわらず逮捕されるそぶりもありません。この違いはなんなんでしょうか、テレビ等に出て堀江氏が調子にのっていたからでしょうか?それともTV局の買収に乗り出したことが、誰かの怒りをかったのでしょうか。オリンパス旧経営陣も浅川社長も懲役刑になるのが普通だと思います。

AIJ投資顧問浅川社長の今後に注目したいと思います。