2月のFX損益

2月のFX損益は +76万円でした。
月獲得PIPS数は 152pipsでした。

現在FX取引を行っている人のあいだでレバレッジ引き下げが話題になっています。
金融庁が店頭FXのレバレッジを25倍から10倍に引き下げるよう画策しているようです。
しかもズルいことにクリック365は25倍のままにするようです。

クリック365が優遇されるのはこれが初めてではなく、以前も店頭FX業者は総合課税でクリック365は分離課税という時期がありました。
総合課税の最高税率は55%、分離課税の最高税率は20%です。

以前レバレッジが制限なし→100倍→50倍→25倍と順次引き下げられたときは、店頭FXも分離課税にするというアメがありました。
今回の10倍への引き下げではアメはなにもないようです。

おそらく取引高が非常に少ないクリック365へ店頭FXの客を流したいのでしょう。
でもクリック365はスプレッドが非常に大きく私のように日に何回も取引する者にはコスト負けになります。
しかもいまどき取引手数料まで取られます。
クリック365にはサービスを拡充して顧客を増やそうという概念はないのでしょう。

レバレッジが10倍になった場合、現在の証拠金の2.5倍の証拠金が必要になります。
証拠金を増額すればいいのですが、個人的には1つのFX業者にあまり大きな金額を預けたくありません。
現在でも倒産リスクやサーバダウン等の取引できない場合にそなえて資金を3社に分散しています。
さらに問題なのがレバレッジ引き下げにより少額からの一攫千金を狙えなくなります。
これによりFXから値動きの激しい仮想通貨などに顧客が流れると、店頭FXのサービス低下や破綻の可能性もでてきます。
現在ドル円(USD/JPY)のスプレッドは0.3pipsですが、これが1.0pipsぐらいに広がると収益が大幅に減ります。

日本のFX顧客の取引はほとんどがドル円の買い(米ドルを買って、日本円を売る)のため、円安にかなり貢献しています。
もし10倍になったら大量の塩漬けのドル円ロングが証拠金不足になりロスカットの嵐となり急速な円高が進みます。
これは日本の産業界にも悪影響を与えるので本当にやめてほしいです。

ちまたではレバレッジ引き下げの目的は有力な天下り先であるクリック365の収益を改善させるためと言われています。
たしかのクリック365だけ25倍に優遇するのは、そう思われてもしかたありません。

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